ips細胞筋ジストロフィー　

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ips細胞筋ジストロフィー　　[健康] [編集]

ips細胞で筋ジストロフィー病態一部再現と報道されました。

今回、再現されたのは、肢帯型（三好型）の筋ジストロフィーの患者さんから
ips細胞を作り出し、特殊な遺伝子を加えて、
筋肉細胞の一種である骨格筋細胞を作り出しました。
肢帯型（三好型）以外にもデュシャンヌ型、ベッカー型、
先天型、顔面肩甲上腕型、筋強直性などがあります。

この再現のすばらしいところは、
ips細胞によって作り出された骨格筋細胞も壊れやすい細胞であるところです。

筋ジストロフィーの発症のメカニズムは、
骨格筋細胞が徐々に壊れていくものです。

ips細胞によって作り出された骨格筋細胞は、
新薬の開発に向けていろいろ試せる機会が増やせることを意味します。
だから、時間との戦いの筋ジストロフィー患者さんたちには、
新薬が開発される時間が短縮されることは朗報なのです。